研究課題
基盤研究(C)
2005年度の横浜市内常時監視局で測定されたNOx及びNO2の年平均濃度(応答変数)と、地理情報等(予測変数)との間で変数増加法によるステップワイズ法を用いて重回帰分析を実施し、次いで汚染物質の濃度分布をマッピングした。NOxの予測変数としては幹線道路延長、商業・業務用地等が選択され、NO2の予測変数としては幹線道路延長、商業・業務用地、畑・農地が選択された。NOxとNO2ともに窒素酸化物の主な排出源と考えられる幹線道路周辺が高濃度と表現されるなど、局地的な濃度の高低が表現できた。一方で、交通量の大小に関わらず幹線道路沿いを一様に高濃度と表現されることなどが今後の検討課題として残された。
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