研究課題/領域番号 |
26340051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
大出 茂 琉球大学, 理学部, 教授 (20117568)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 海洋酸性化 / 二酸化炭素 / サンゴ / 石灰化 / アラゴナイト / pH / 沖縄 / 海洋科学 / 環境質定量化・予測 / 環境対応 / 環境分析 / タイ / サンゴ礁 |
研究成果の概要 |
サンゴ石灰化に対する海水のpH低下の影響に関する研究を行った。沖縄のサンゴ礁及び実験室でサンゴをpHを変えた海水中で飼育した結果、石灰化速度(R)と飽和度(Ω)の間には、R = k(Ω-1)の関係が成立することが明らかになった(k:速度定数)。石灰化機構は1次反応に規定される。海水アルカリ度(2.3 mmol/kg)から計算したΩを上式に代入すると、R値は1800年の値に対して、2017年は80%、2100年は57%と計算できる。したがって、本研究から得られた化学シミュレーションに照らして、サンゴ石灰化速度は産業革命以前に比べて現在は約20%、2100年には約40%以上減少する可能性がある。
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