研究課題/領域番号 |
26340055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 金沢大学 (2016-2017) 一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター (2014-2015) |
研究代表者 |
猪股 弥生 金沢大学, 環日本海域環境研究センター, 准教授 (90469792)
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研究分担者 |
大泉 毅 一般財団法人日本環境衛生センターアジア大気汚染研究センター, その他, 客員研究員 (10450800)
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連携研究者 |
佐瀬 裕之 一般財団法人 日本環境研究衛生センター, アジア大気汚染研究センター・生態影響評価研究部, 部長 (20450801)
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研究協力者 |
斉藤 辰善
山下 尚之
諸橋 将雪
高橋 克行
兼保 直樹
船木 大輔
岩崎 綾
中込 和徳
城間 朝彰
山口 高志
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 硫黄同位体比 / 降水 / 越境汚染 / 硫酸イオン / 東アジア / 越境輸送 / 越境輸送硫黄沈着量 / 人為起源硫酸イオン / 東アジアモニタリングネットワーク / 沈着量 / 越境大気汚染 / EANET |
研究成果の概要 |
東アジア酸性雨モニタリングネットワークの観測網を使用し、降水中硫酸イオンの硫黄同位体比の観測をおこない、越境輸送による硫酸イオン沈着量を評価した。降水中の硫黄同位体比は、冬季に高く、夏季に低い、明瞭な季節変化を示し、その値や季節変化は、日本海側のサイトで太平洋側のサイトと比較して大きいことが明らかになった。日本海沿岸のモニタリングサイトにおける越境輸送に由来する硫酸イオンの沈着量は、太平洋沿岸域における越境輸送起源の硫酸イオン沈着量の2-3倍大きいことが明らかになった。また、アジア大陸からの越境輸送起源の硫酸イオンに、日本国内発生源由来の硫酸イオンが付加されていることが示唆された。
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