研究課題/領域番号 |
26340070
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
高見澤 一裕 岐阜大学, 応用生物科学部, 名誉教授 (00159005)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | バイオサーファクタント / テトラクロロエチレン / 塩素化エチレン / 活性汚泥 / 油膜排除活性 / FT-IR / シンクロトロン光 / X線吸収微細構造 |
研究成果の概要 |
新規バイオサーファクタントの構造決定と機能把握に関する基礎的研究を行った。テトラクロロエチレン(PCE)に長期間馴養した活性汚泥のろ液にPCE減少活性を見出した。ろ液中のPCE減少活性は,生物由来の有機物がPCE減少に関与すると考えられた。PCEの分解産物は各種クロマトグラフィなどでは検出できなかったことから,活性汚泥中のPCE減少活性物質の一つは界面活性剤のようにPCEの水への溶解度を高めるバイオサーファクタント様物質である可能性が考えられた。部分精製バイオサーファクタント様物質のFT-IR,H-NMRで構造推定を行った結果,本物質はポリオキシプロピルエーテル様物質の可能性が示唆された。
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