研究課題
基盤研究(C)
大気中PM2.5質量濃度予測精度向上のために、人為起源の排出量の更新、気象状況を考慮した植生起源放出量の導入、および、有機物の揮発状態を考慮した有機粒子生成メカニズムを実装したモデルを導入しPM2.5質量濃度予測精度を評価した。排出量の効果は大気中の揮発性有機化合物の増加に現れた。有機エアロゾル成分の大気中濃度レベルの大幅な改善は期待できる結果となったが、逆に、他の成分(例えば、硫酸塩)の過小評価を加速するなど問題も確認できた。これらの結果により、モデルのPM2.5質量濃度の過小評価はわずかながら改善できた。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
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