研究課題
基盤研究(C)
インク廃液など,顔料等の固体微粒子と有機溶媒の懸濁液から,多孔質化したシリコーン膜を利用した低圧での膜ろ過により,高純度の有機溶媒を分離・回収するため,シリコーン膜の多孔質化が溶媒透過性や固体粒子の分離性能に与える影響を調査した。膜の多孔質化にともない透過流束が増加し,有機溶媒と微細な固体粒子を7.2wt%含有する有機廃液を供給液とした膜ろ過において,透過量は5 kgm-2h-1MPa-1で,ほぼ透明な透過液を回収することができた。
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環境化学
巻: 印刷中
130005078016