研究課題/領域番号 |
26340081
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
中川 清晴 関西大学, 環境都市工学部, 准教授 (50421409)
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研究分担者 |
小田 廣和 関西大学, 先端科学技術推進機構, 研究員 (30067756)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 希薄イオン / ナノ炭素繊維 / 電気二重層 / セシウムイオン / メソ孔 / 除去・濃縮 / 水環境改善 / 希薄水溶液 / 電気二重層吸着 / ストロンチウムイオン / イオン除去・回収 / ナノ炭素材料 / 硬水の軟水化 |
研究成果の概要 |
従来の技術などでは除去・濃縮が困難な希薄なイオンを新規ナノ炭素材料を合成して、電気二重層吸着の原理を適応した除去プロセスの電極に用いることで極微量イオンの吸着・除去を試みた。 本研究ではマイクロ孔より大きいメソ孔に着目し、メソ孔を制御したナノ炭素繊維を高密度で球状に合成し、合成した材料を電極に使用して希薄なセシウムイオンの吸着および脱着の性能評価を行った。極めて希薄な0.1mMのCsCl溶液でのCV測定による電気化学特性を評価した結果、およそ30nmのメソ孔をもつ球状ナノ炭素集合体では極めて希薄な条件にもかかわらず良好な電気二重層が形成され、希薄なイオンの除去・濃縮を行うことができた。
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