研究課題/領域番号 |
26340084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境リスク制御・評価
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
今井 昭二 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (50232591)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 越境汚染 / 石炭燃焼排出物 / 有機イオウ化合物 / 樹氷 / 重金属 / 石炭飛灰 / 環境分析 / 雪 / PM2.5 / 降水 / 起源解析 / 硫黄 / 大気エアロゾル / 環境化学 / 山岳研究 / 長距離輸送機構 / 越境大気汚染物質 / 長距離輸送物質 / 環境PM2.5粒子組成 / SEM-EDX |
研究成果の概要 |
北東アジアから長距離輸送された石炭燃焼排出物が四国の標高の高い山岳において冬期樹氷や降雪中から発見された。環境対策されていない石炭燃焼施設は、1)カドミウムや鉛を含むエアロゾル、2)硫酸イオンに変化する二酸化硫黄の大気汚染ガス、3)不完全燃焼物および4)小球形粒子の石炭飛灰を放出する。樹氷や雪から石炭燃焼排出物の証拠を示す有機イオウ化学種が発見された。気象学的情報をベースに小球形粒子の化学組成、重金属濃度、硫酸イオン濃度から発生地域が推定できる方法を開発した。その結果、発生域は、中国華北や北東中国南部であることが解った。
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