研究課題/領域番号 |
26340096
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然共生システム
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研究機関 | 滋賀県立琵琶湖博物館 |
研究代表者 |
天野 一葉 (桝永一葉 / 天野 一葉(桝永一葉)) 滋賀県立琵琶湖博物館, その他部局等, 特別研究員 (50526316)
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研究分担者 |
石橋 靖幸 国立研究開発法人森林総合研究所, 北海道支所, チーム長(野生動物管理担当) (80353580)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 外来種 / 特定外来生物 / 外来鳥類 / マイクロサテライト / 遺伝的多様性 / 遺伝的分化 / 管理ユニット / 保全生態学 / 集団遺伝 |
研究成果の概要 |
特定外来生物ソウシチョウの効果的な管理計画策定のため、5つのマイクロサテライトDNA座について国内12地点計409個体の集団の遺伝的構造を調べた。ヘテロ接合度は全個体群で高く、対立遺伝子数は四国を除く西日本の集団で概ね多く、愛知、高知、筑波の個体群で少なかった。愛知や高知個体群は各々他の個体群と遺伝的な違いが大きかった。プログラムSTRUCTUREによる解析では国内のソウシチョウは9つのクラスターに分けられる可能性が示された。高知や愛知個体群では特定のクラスターに属する個体が多かった。暫定的結果だが、他の個体群と遺伝的交流がまだ少ない高知や愛知個体群は、駆除の優先順位が高いことが示唆された。
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