研究課題/領域番号 |
26350015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 秋田公立美術大学 |
研究代表者 |
天貝 義教 秋田公立美術大学, 美術学部, 教授 (30279533)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 平山英三 / 長沼守敬 / 安田禄造 / トリノ万国博覧会 / ローマ美術博覧会 / 商品改良会 / 東京高等工芸学校 / 近代デザイン理念 / ローマ万国美術博覧会 / ヨーゼフ・ホフマン / 工芸運動 / 図案及応用作品展 / 工芸展覧会 |
研究成果の概要 |
平山英三の日記と評論を中心とする国内外の史料をもちいた文献資料の調査研究とトリノ市とローマ市における現地調査によって、明治44年(1911)のトリノ万国博覧会参同と農商務省商品陳列館によって開催された第6回商品改良会との関係を考察した結果、大正初期の日本の工芸振興運動のなかに、美術工芸とはことなる一般工芸ならびに普通工業品の美的価値の向上を目指すデザイン理念があり、それが、昭和戦前期の工芸概念をめぐる議論に重要な基礎を提供し、その後の近代的なデザイン理念の形成につながることがあきらかになった。
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