研究課題/領域番号 |
26350061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 白梅学園大学 (2016-2018) 静岡県立大学短期大学部 (2014-2015) |
研究代表者 |
庭野 晃子 白梅学園大学, 子ども学部, 准教授(移行) (40624929)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 保育従事者 / 離職意向 / 規定要因 / 組織風土 / 組織コミットメント / 離職防止 / 離職を規定する要因 / 新任保育者 / 早期離職 / インタビュー調査 / 統計分析 / 人間関係 / 困難 / リアリティ・ショック |
研究成果の概要 |
本研究は、保育者の離職を防止するための方策を提案することを目的に以下の調査を行った。 ①東海地区の認可保育園に勤務する新任保育者(2年未満)157名にアンケート調査を行い、新任保育者の離職意向に影響する要因を明らかにした。②日本の保育施設に勤務する保育従事者(新任からベテランまで)574名にWEBアンケート調査を行い、(1)保育従事者の離職意向を規定する要因、(2)保育園の組織風土と保育従事者の離職意向の関係、(3)保育園の組織風土と保育従事者の組織コミットメントの関係について、それぞれ明らかにした。①②の調査結果は、学術論文および学会・研究会で公表する予定(公表済を含む)である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:先行研究においては、保育者の離職の要因を単純集計した調査はあったが、統計的な手法を用いて検討されてこなかった。そのようななかで本研究は、第1に、保育者の離職意向の要因を統計的な手法を用いて明らかにすることができた。第2に、保育園の「組織風土」や「組織コミットメント」という新しい観点からアプローチを行った点において学術的に貢献できたといえる。社会的意義:本研究は、保育者の離職意向の規定要因を明らかにし、それに基づいた離職防止の方策を提案することができた。このことは、保育士不足を解消し、保育の質を維持していくことに役立つものとなると考える。
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