研究課題/領域番号 |
26350078
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
|
研究機関 | 和洋女子大学 |
研究代表者 |
長嶋 直子 和洋女子大学, 生活科学系, 准教授 (30459599)
|
研究協力者 |
高岸 徹 大阪府立大学, 名誉教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 環境調和型 / 酵素 / ラッカーゼ / 羊毛 / 反応染料 / 脱色 / 漂白 / 洗浄 / 酸化還元酵素 / 退色 / 界面活性剤 / 移染防止 / 環境調和型染色加工 / 洗剤 |
研究成果の概要 |
酸化還元酵素ラッカーゼを用い、異種二官能型反応染料の分解・脱色挙動を調べ、羊毛の染色における湿潤摩擦堅ろう性の向上と水系洗濯における移染防止の最適条件を検討した。その結果、青系染料はラッカーゼ処理条件がpH 4.5、45℃において素早く脱色した。実用洗濯を想定し、水系で検討した結果、ラッカーゼ/メディエーター/ノニオン界面活性剤共存下において、添付白布への汚染が抑制された。 用いたラッカーゼは青系染料に対する退色に非常に有効に作用し、酵素の基質特異性が非常に大きいことが示唆され、今後羊毛の染色・洗浄への利用の可能性が期待される。
|