研究課題/領域番号 |
26350081
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
|
研究機関 | 東京家政学院大学 |
研究代表者 |
山村 明子 東京家政学院大学, 現代生活学部, 教授 (60279958)
|
研究分担者 |
難波 知子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 准教授 (80623610)
|
連携研究者 |
上村 協子 東京家政学院大学, 現代生活学部, 教授 (00343525)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
|
キーワード | 衣生活 / 主婦 / 良妻賢母 / 明治 / 大正 / イギリス / 家事労働 / 寝衣 / 昭和 / 被服費 / エプロン / 家事 |
研究成果の概要 |
賢母良妻教育が提唱された明治から大正期の主婦の装いを英国と比較検討した。英国の主婦には家政を取り仕切る女主人の役割と、他者を意識した装いが求められた。一方、日本の主婦にも家政を担う役割が求められたが、社会とのつながりを意識した装いではなかった。また、家事使用人の人材不足から、自らが家事を行う主婦へ転換した。家事労働着が家庭着と称され、家事労働を行うための装いが主婦の装いとなった。良妻賢母の姿は家事労働をする姿に集約された。 さらに、戦後の寝衣の変遷について検討した。夫の視線を意識するネグリジェから、カジュアルなスウェット等への移行の背景には、生活空間や夫婦関係の変化が関与している。
|