研究課題/領域番号 |
26350121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
加藤 範久 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (20144892)
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研究分担者 |
伊豆 英恵 独立行政法人酒類総合研究所, 研究部門, 主任研究員 (00335746)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | エタノール / J-カーブ効果 / 老化 / SAMP / アルコール脱水素酵素酵素 / 大腸がん / 腸内細菌 / 老化促進マウス / IL-6 / メタボローム / アルコール脱水素酵素 / 臭覚受容体 / 骨格筋 / 筋力 / グルココルチコイド / 乳がん / アディポネクチン / 肥満 / KKAyマウス / コレステロール |
研究成果の概要 |
本研究では,老化促進モデルマウスSAMP8を用いて少量エタノールの効果を検証した。その結果,少量エタノールの摂取で老化の進展が抑制され,脳機能が改善されることを示し,エタノールのJ-カーブ効果を実証した。さらに,その機構解析を行った結果,少量エタノール摂取による脳のアルコール脱水素酵素1の発現誘導がその機構の一端に関わっていることが示唆された。DMH誘発大腸がんモデルラットでも少量エタノール摂取により大腸腫瘍の発現が抑制されることを見出し,エタノールのJ-カーブ効果を実証した。さらに,その機構解析を行ったところ腸内細菌叢の変化が関わっていることが示唆された。
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