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ジェンダー視点を取り入れた大学院生の科学コミュニケーション教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26350228
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関新潟大学

研究代表者

村田 享香  新潟大学, 経営戦略本部, 准教授 (40529393)

研究分担者 三宅 恵子 (村山恵子 / 三宅 恵子(村山恵子))  名古屋大学, 理学研究科, 研究員 (40404058)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード科学コミュニケーション / 大学院教育 / ジェンダー / 科学教育
研究成果の概要

本研究では,科学をわかりやすく伝えることのできる科学者を養成するための大学院教育プログラムの開発を目指し,特にジェンダーに注目しながら,1)大学院生の科学コミュニケーション教育の現状調査,2)科学講演における講師の振る舞いに対する受講者の注目度調査を行った。1)では,科学コミュニケーションの認知度は低いが,それに相当する実践経験を多く積んでいる大学院生ほど,社会に対する意識が高い可能性があることが示唆された。2)では,大学院生の科学講演を受講した女子生徒は,男子生徒に比べ,講師の振る舞い(声の大きさ・抑揚,口調,身振り手振り,質問の仕方,目線)に満遍なく注目する傾向があることがわかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

社会に様々な恩恵をもたらしてきた科学は,自然災害やSDG'sなどの多様な課題を持つ今後の社会においてますます重要な存在である。しかしながら,国際的な学習到達度調査(PISA,TIMSS)の結果からは,日本の中学生の科学に対する意識が国際平均を大きく下回っていることや,日本は諸外国に比べて女子の数学や科学の得点が十分に高いにも関わらず女性研究者割合が低いことなどが指摘されており,これからの社会を担う子どもや社会の半数を占める女性に対する科学普及が課題となっている。本研究の成果は,子どもや女性に対するより良い科学の伝え方の提案につながるものであり,社会全体で科学を活用する上で重要な意味を持つ。

報告書

(6件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 中高生にとってわかりやすい科学セミナーとは2018

    • 著者名/発表者名
      中野享香,三宅恵子
    • 学会等名
      日本工学教育協会大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 自然科学系大学院生の科学コミュニケーション教育経験とキャリア意識2018

    • 著者名/発表者名
      中野享香,三宅恵子
    • 学会等名
      第七回 日本サイエンスコミュニケーション協会年会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2020-03-30  

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