研究課題/領域番号 |
26350243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
池田 隆介 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (60347672)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 評価 / レポート / 大学生 / アカデミック・ライティング / ルーブリック / 日本語 / 作文 / アカデミック・ジャパニーズ / 初年次教育 / 留学生 / 日本語教育 / 文章表現 / 文体 / レポートの書き方 / ビジネス日本語 / 文章表現教育 / 論文の書き方 / 引用 / 動機づけ / 工学系学部生 |
研究成果の概要 |
本研究は、大学生の日本語レポート執筆能力向上に貢献するルーブリック開発を目的として行われた。調査の結果、ルーブリックに次の機能があることが判明した。(1)執筆者にレポートを客観的に評価する視点を提供する。(2)体裁への配慮、文体の修正、情報の補足・充実、文章構成への意識づけを促す。つまり、ルーブリック導入が執筆能力向上に貢献できることを証明できた。一方で、「ローカライズされたルーブリックに不満を持つ大学生が出現する」などの限界も明らかになった。ここから、レポート執筆能力向上のためには、学習者にルーブリック構築の主体的な役割を担わせ「学習としての評価」を実践することが重要との結論が得られた。
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