研究課題/領域番号 |
26350253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 一関工業高等専門学校 |
研究代表者 |
白井 仁人 一関工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (00310996)
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研究分担者 |
福村 卓也 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (50360326)
谷川 享行 一関工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (30422554)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 新しい科学教育手法の開発 / 体験型科学教育手法 / マイクロ科学館 / 科学コミュニケーション / 物理教育の実践的研究 / 環境教育の実践的研究 / 科学教育 / 体験型学習 / サイエンスコミュニケーション / 理科教育 / 科学館 / 動機づけ / 地域 / 科学基礎概念 / 科学教育方法開発 / 基礎概念理解 / 教育方法の開発 / 概念理解 / 科学教育システム開発 / 体験型科学教育 / 科学教育コミュニケーション |
研究成果の概要 |
我々は真の科学力をもつ学生の育成を目指し、科学教育方法に関する研究を行ってきた。その中で様々な手法を試み、実際に学生の意欲増大や学力向上につなげる要素として体験型教育や科学コミュニケーションが重要なことを見出した。本研究では、学生だけでなく地域の小中学生のため、それら要素を取り入れた新しい教育システム「マイクロ科学館」を開発した。マイクロ科学館は5つの実験シリーズで構成され、各シリーズは簡単に持ち運べる。我々は毎年、マイクロ科学館を実施し、小中学生に貴重な科学体験の場を提供した。また、アンケート調査を行いその教育効果を調べた。さらに、体験型科学教育等を取り入れた科学教育の長期分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は「マイクロ科学館」という新しい科学教育手法を開発した。そして、実際にそれを用いて地域の子供たちに科学教育を実施した。その成果には3つの意義がある。第一は、マイクロ科学館という新しい手法を開発し、試みたという学術的意義である。第二は、普段はなかなか科学に触れることのない田舎の子供たちに、科学体験ができる重要な機会を実際に与えることができたという社会的意義である。第三は、マイクロ科学館のアンケート結果の分析、及び、体験型学習を取り入れた本校の科学教育の長期データ分析から、科学体験や科学コミュニケーションを伴う科学教育が非常に有効であることが示せたという学術的意義である。
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