研究課題/領域番号 |
26350307
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
菅谷 克行 茨城大学, 人文学部, 教授 (30308217)
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研究分担者 |
関 友作 茨城大学, 教育学部, 准教授 (50282273)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 電子書籍 / 文章理解 / 読解方略 / 電子メディア / メディアの活用 / 表示特性 / 操作特性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、電子書籍端末での文章読解行為に注目し、電子媒体の表示・操作特性を活かした読解方略・スタイルを明らかにすることである。印刷書籍と電子書籍を用いた読解行動実験、6ヶ月以上の電子書籍端末貸与を通じた読書行動調査、質問紙による日常読書行動調査に取り組んだ。分析の結果、物質的特徴を利用できない電子書籍上の読書では、積極的に読解痕跡(ハイライト、メモ、栞挿入)を残し、それらの一覧表示機能等を利用して読解・定着につなげることが有効な方略であることが判った。さらに、電子書籍利用により、書籍への書き込み行為に対する心理的抵抗感を低減することや、読書量が増加する可能性があること等も示唆された。
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