研究課題/領域番号 |
26350339
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 鎌倉女子大学 (2018-2019) 新潟医療福祉大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
遠山 孝司 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (50468972)
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研究分担者 |
浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (00184143)
吉田 重和 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (30549233)
西原 康行 新潟医療福祉大学, 健康科学部, 教授 (50339959)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教師の熟達化 / 大学教職課程 / 自動化 / Sensemaking / ワーキングメモリ |
研究成果の概要 |
本研究は教師の授業をする力量の形成と熟達化の過程を,授業経験の積み重ねによる教授行動の“自動化”と授業者が個々の授業中に何に気づきその 気づいた内容にどのような意味を付与するのかという“Sensemaking”という2つの観点から捉えるものである。 教員志望の教職課程大学生と初任者教員を対象として,授業を撮影した動画と授業者の生理的指標から得られる心理的作業負荷をキューとした精緻なリフレクションの内容を収集し,授業者の思考内容と意志決定を分析,検討した。そして教師として成長,熟達化する中で,教 師が授業をしながら何を意識するようになるのかと,何を意識しなくなっていくのかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,教師としての力量形成の最終目標とすべき到達点や成長の中間地点ではなく,スタート地点を明らかにするものであった。教師を目指す大学生や初任の教員が何を考えて授業をしているのか,授業をしながらどんなことを難しいと感じているのかを明らかにした本研究の成果は,教員養成において,授業をすることや授業をする力量がどのような機序で習得されていくのか,どのような働きかけが養成に必要なのかなどを示すものである。 中でも,多くの初心者,初任者にとって教師である自分が何をするのかということが思考の大半を占める状態で授業をする経験の必要性が示されたことは,教員養成過程の教育内容の再考につながると思われる。
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