研究課題/領域番号 |
26350370
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
|
研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
松田 利彦 国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (50252408)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 植民地 / 朝鮮 / 医学 / 志賀潔 / ロックフェラー / 京城帝国大学 / 植民地医学 / 公衆衛生 / ジョンズ・ホプキンス大学 / 赤十字 / ハンセン病 |
研究成果の概要 |
植民地朝鮮における京城帝国大学(1926年開学)の創設過程および医学部の教員の動向、志賀潔医学部長の朝鮮での活動を研究した。特に赤痢菌発見者として知られる志賀潔が、京城帝国大学医学部長時代、実験中心のドイツ医学の限界を意識し、臨床を重視するアメリカ医学に関心をもち、京城帝国大学および朝鮮総督府医院の改革構想をもっていたことを明らかにした。また志賀の改革構想のもと京城帝大医学部でアメリカ式の公衆医学を収めた水島治夫の行跡についても考察した。
|