研究課題/領域番号 |
26350373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学社会学・科学技術史
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
川田 伸一郎 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, 研究主幹 (30415608)
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研究協力者 |
下稲葉 さやか
平田 逸俊
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学史 / 動物学史 / 明治時代 / 標本 / 動物学 / 標本商 / 採集人 |
研究成果の概要 |
明治時代の動物学において,大学などで研究を行った人物はこれまでよく調査がされているが,彼らの研究を支えてきた,いわゆるアマチュアナチュラリストと呼ばれる人物については,その人物像や業績について知られるところが少ない.本課題では様々な文書資料を用いて,明治時代を代表するアマチュアナチュラリストであるアラン・オーストンに関する調査を行った.彼は日本の動物学において,特に東京帝国大学の研究者と交流した他,米国や英国の研究者に材料を提供するなどして,多大なる貢献をした.その陰には彼が育成した日本人採集人のサポートも無視できなかった.オーストンの死後100年を経て,彼の業績を再評価する成果が得られた.
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