研究課題/領域番号 |
26350374
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中沢 祐一 北海道大学, 医学研究院, 助教 (70637420)
|
連携研究者 |
圦本 尚義 北海道大学, 理学研究院, 教授 (80191485)
出穂 雅実 首都大学東京, 人文社会学部, 準教授 (20552061)
|
研究協力者 |
赤井 文人 北海道教育委員会
直江 康雄 北海道埋蔵文化財センター
ベガ・マエソ クリスティーナ カンタブリア大学
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 黒曜石水和層法 / 水和層厚 / SIMS / 年代測定 / プレパラート法 / 黒曜石 / 水和層 / 年代 / 考古遺跡 / 環境 |
研究成果の概要 |
異なる気候帯にある地域や遺跡単位で、黒曜石水和層法が年代測定法としてどの程度の有効性をもつかを検討した。日本列島の暖温帯域~亜寒帯、大西洋の温帯域に属する先史遺跡をとりあげ、遺跡から得られた黒曜石を用いた石器に形成された水和層の観察と計測を実施した。計測方法は従来の偏光顕微鏡下での観察と計測を基本とし、一部のサンプルについては、二次イオン質量分析法を用いて水和層を形成する水素イオンの濃度分布を比較検討した。推定される水和層の発達程度は気候帯によって異なるのみではなく、黒曜石の産地、産地内の含水量の違いなどの内的条件に応じて水和層の発達程度が異なることが明らかとなった。
|