研究課題/領域番号 |
26350399
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
小口 千明 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (20312803)
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研究分担者 |
青木 久 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (30423742)
早川 裕弌 東京大学, 空間情報科学研究センター, 准教授 (70549443)
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研究協力者 |
Schneider Celine GEGENAA, University of Reims Chanpagne Ardenne
Gommeaux Maxime GEGENAA, University of Reims Chanpagne Ardenne
宋 苑瑞 法政大学, 経済学部, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 塩類風化 / 岩屑 / 温湿度環境 / 吉見百穴 / 石造文化財 / TLS / SfM-MVS / 環境観測 / MEM / オーバル修道院 |
研究成果の概要 |
石材や岩盤などの壁面劣化に関与する風化機構の解明と、削剥部分の形態の定量化、岩屑生産量の定量把握を目的として研究を行った。凝灰岩体を掘削した素掘りの吉見百穴坑道跡では、入り口から奥に向かい、風化削剥量の増加、湿度低下に伴う岩屑生産量の増加、主要な析出塩は石膏、などが判明した。また、「乾燥化指数」を考案し、塩類風化程度、塩溶液の供給量、および乾燥化度の関係を定量化した。ベルギーのオーバル修道院でも吉見百穴と同様の調査を行った。また、風化箇所の面積と深さを、TLSとSfM-MVSの計測データよりDEMを作成して削剥体積を求めたところ、3年の研究期間中で数ミリ以上の変化が検出された。
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