研究課題
基盤研究(C)
嚥下障害を有する患者に対しては鼻から経鼻胃管を胃まで挿入し、栄養注入を行う。しかしこの管は挿入時に誤って肺に挿入してしまう事があり、この状態に気が付かずに栄養注入を行うと致命的な事態を引き起こす場合がある。そのため経鼻胃管が正しく胃内に挿入されている事を確認する必要がある。本研究では、電磁気を使用した経鼻胃管先端位置推定法の検討を行った。本提案手法では、経鼻胃管先端部に3軸検出コイルを設置し、体外に10個の交流励磁コイルを非接触で配置し、交流磁界を印加させ、交流磁界の強さから管先端部の位置を推定する手法を提案した。臨床試験の結果、4mm程度の誤差で経鼻胃管先端位置を推定できる事を確認した。
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