研究課題/領域番号 |
26350461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 富山高等専門学校 |
研究代表者 |
保前 友高 富山高等専門学校, 商船学科, 教授 (30470032)
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研究分担者 |
中山 良男 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 企画本部, 総括主幹 (20357677)
杉山 勇太 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (30711949)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 爆薬 / 爆発影響 / 爆風 / 水 / 低減 / トンネル内爆発 / 小スケール実験 / 数値解析 / 地下式火薬庫 / 数値計算 |
研究成果の概要 |
本研究では、爆薬の爆発時、爆薬近傍に水を爆薬と接触しない状態で設置しても周囲の爆風圧が大きく減じる現象を対象として小スケール実験、数値解析を行い、以下を明らかにした。 1.水を爆薬と接触させずに設置する場合、トンネル内等の閉空間での爆発時に大きな低減効果が見込める。2.爆発時に水はほとんど移動せず、爆発のエネルギーの水の運動エネルギーへの変換は低減化の要因ではない。3.爆薬直下に設置した水が爆風圧低減化に大きく寄与する。その他の箇所の水は爆風に大きな影響を与えない。4.爆発直後の強い爆風と水の干渉に伴う流体間でのエネルギー移動が低減化の主要因である。5.水は袋に入れて設置しても低減効果を示す。
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