研究課題/領域番号 |
26350473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
小笠原 敏記 岩手大学, 理工学部, 准教授 (60374865)
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研究分担者 |
村上 智一 国立研究開発法人防災科学技術研究所, その他部局等, 主任研究員 (80420371)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 津波 / 水理模型実験 / 波圧 / 衝撃段波波圧 / 建物群 / 氾濫流 / 流体力 / 高潮 |
研究成果の概要 |
低頻度であるがひとたび発生すれば大災害を引き起こす津波に対して,我々の生命・財産を守ることは必須であり,そのためにも建物の安全性の評価基準を確立することは強く要求される.既往研究では,単一建物に対する耐力評価の様々な検討が行われているが,街区規模における隣接した建物群に作用する津波氾濫の流体力の特性の把握は未解明と言える.本研究では,街区の建物群を3Dプリンターで正確に再現した模型実験を基に,各建物に作用する津波氾濫流の流体力を明らかにした.さらに,建物の津波耐力評価として,建物面積率および建物円形度の指標を提案し,建物倒壊の危険性を判断するための指標になり得ることを示唆した.
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