研究課題/領域番号 |
26350477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
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研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
小森 次郎 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 講師 (10572422)
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研究分担者 |
佐藤 剛 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 教授 (00468406)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 非噴火時 / 斜面災害 / スラッシュ雪崩 / 登山道 / 発生予測 / 積雪構造の把握の重要性 / 山麓全域の情報共有 / 富士宮口ルート最上部の危険性 / 最上部の登山道の付替え / 富士山 / 雪代 / 泥流 / 落石 / 積雪構造 / 気圧配置 / 氷板 / 事故事例 / 現地調査 |
研究成果の概要 |
本研究によって以下のことが明らかになった. 雪代に関連する事象は湿雪表層雪崩,スラッシュ雪崩・スラッシュフロー,スラッシュラハール,および雪崩関与のない土石流がある.2014以前より雪代の発生は発生は少なく,ソ14年豪雪でも顕著な事象はなかった.積雪構造が発生条件の鍵を握ると考えられる.地中レーダーによって雪代堆積物/降下砕屑物/溶岩の見分けは可能である.2018年3月にハザードマップにない規模の雪代が発生.御殿場岩屑なだれの側方崖に位置する可能性あり.落石は塊状な岩盤の剥離,露頭内の岩礫の抜け落ち,過去の転石の再移動,人為落石の4タイプ.富士宮ルート9.5号目のルート変更が喫緊の課題である.
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