研究課題/領域番号 |
26350493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐々木 直樹 北海道大学, 先端生命科学研究院, 名誉教授 (40142202)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 生体力学 / X線回折 / 最終糖化産物 / ペントシジン / コラーゲン分子 / 赤道線反射 / 応力緩和 / 骨強度 / 骨質 / コラーゲンマトリックス / 部分加水分解 / Debye-Waller 因子 / 緩和弾性率 / 動的弾性率 / 骨コラーゲン分解 / 糖化最終産物 / 非酵素的架橋 / Debye-Waller因子 / 動的粘弾性 |
研究成果の概要 |
加齢骨のモデル物質として、糖化処理骨の力学特性・構造研究を行った。糖化処理は成形したウシ大腿緻密骨試料を、グルコースを含むリンゲル液中で3日から28日間インキュベートした。最終糖化産物の目安として、骨コラーゲンに含まれるペントシジン(PS)量を定量した。PS量は14日目くらいで急激な増加をみせ、28日目では飽和に近づき、微増となった。PS量の増加に伴い、コラーゲン線維中のコラーゲン分子のパッキングに変化は見られていないが、骨コラーゲンヘリックス中のポリペプチド鎖のパッキングに大きな乱れが生じているのが見いだされた。これが骨の巨視的力学特性を劣化させていることが分かった。
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