研究課題
基盤研究(C)
心臓における交感神経刺激受容体焼灼の効果を検討するために心房細動におけるアブレーション前後での筋交感神経活動の評価を行った。心不全において、左心房内の焼灼をおこなうことにより慢性期の交感神経活動の低下がみられていた。このことは求心性の交感神経活動が低下し、結果として遠心性の交感神経活動である筋交感神経活動が低下したと考えられる。過剰な交感神経活動の亢進は心機能の低下につながるため、心房内の受容体焼灼は、心房細動を抑えるだけでなく有効な治療と考えられる。この結果は、心房細動のアブレーションが、付加的に交感神経活動の低下作用ももたらし心不全に対して効果的に働いている可能性が示唆さる。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 6件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 4件、 招待講演 6件)
J Nucl Cardiol
巻: Jan 9 号: 2 ページ: 363-371
10.1007/s12350-016-0760-4
Sleep.
巻: Epub
Clinical Assessment of the Autonomic Nervous System
巻: 6 ページ: 93-105
10.1007/978-4-431-56012-8_6
Front Physiol.
巻: 7 ページ: 66-66
10.3389/fphys.2016.00066
Circulation.
巻: 131(5) 号: 5 ページ: 459-68
10.1161/circulationaha.114.010765
Int J Cardiol.
巻: 190 ページ: 296-8
10.1016/j.ijcard.2015.04.196