研究課題/領域番号 |
26350521
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
田地川 勉 関西大学, システム理工学部, 准教授 (80351500)
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研究分担者 |
田窪 孝行 大阪医科大学, 医学部, 名誉教授 (60163359)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 赤血球変形能 / 粘弾性モデル / 形状回復時定数 / マイクロ流体システム / シースフロー型マイクロチャンネル / 糖尿病 / 膠原病 / 懸濁液粘度 / 血液分析チップ / シースフロー / 血液分離チップ |
研究成果の概要 |
本研究では,微小循環障害を有する様々な疾患患者に対して,マイクロチャンネル法による赤血球形状回復過程を,粘弾性力学モデルに基づいて定量評価した. その結果,糖尿病性腎症患者については,透析が必要なG5ステージで有意な変形能低下を検出したが,それまでの移行期については検出することができなかった.糖尿病と同様に微小循環障害が見られる膠原病患者については,形状回復時定数が健常者と比べ低下し,各患者間のばらつきが大きくなる傾向にあり,疾患との関係をデータベースとすることができた. また高精度高速な検査を目指し,シースフロー型とすることで,変形能だけで無く懸濁液粘度も計測できる可能性が示された.
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