研究課題/領域番号 |
26350522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 大阪行岡医療大学 |
研究代表者 |
森友 寿夫 大阪行岡医療大学, 医療学部, 教授 (00332742)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 関節鏡 / 三次元動作解析 / 三角線維軟骨複合体 / バイオメカニクス / キネマティクス / 画像解析 / 3次元動作解析 / TFCC損傷 / 舟状骨偽関節 / バーチャルリアリティ / 遠位橈尺関節不安定症 / バイオメカ二クス / 三角線維軟骨複合体損傷 / 橈骨遠位端骨折 / 生体3次元動作解析 / 多肢位CT / 手関節 |
研究成果の概要 |
関節造影CTを用いた3次元関節運動解析により三角線維軟骨複合体(TFCC)を三次元的に描出することができた。また変形性手関節症、TFCC損傷、舟状骨月状骨間靱帯損傷などの手関節疾患症例あるいは正常ボランティアの手関節CTを用いて生体4次元画像解析を行った。手関節を背屈位で荷重をかけてCTを撮影した解析では遠位橈尺関節が背側移動した。type2月状骨では月状三角骨運動量がType1月状骨より大きいことが分かった。また尺骨三角骨靱帯を用いたTFCC再建術の生体力学研究ではTFCC損傷による不安定性を有意に改善することが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的特色、独創的な点は、これまで、検者が2次元画像から想像するしか方法がなかった人体の関節の動きを、骨、軟骨、靭帯モデルの3次元画像の動画として観察、定量化できる技術を提供しうる点である。3次元的に関節運動を見ることにより医療者はこれまでの何倍もの情報を得ることができ臨床に反映されることが期待される。さらに厳密な定量的データを機械的に算出するために、再現性に優れた動作解析が可能となる。また擬似関節鏡をコンピューター画面上で関節内に刺入し関節鏡の視点でみた関節内画像を作成することができる。
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