研究課題/領域番号 |
26350552
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用システム
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
藤井 敏司 甲南大学, フロンティアサイエンス学部, 教授 (80271518)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / アミロイドβ / 電気化学センサー / 早期診断 / バイオセンサー / ペプチド / 電気化学 / 診断システム / 認知症 / 修飾電極 / 測定法 / アルツハイマー型認知症 / プロテインチップ |
研究成果の概要 |
血漿中のアミロイドβペプチド(Aβ)の定量によるアルツハイマー病の早期診断を目指した検出系の開発を行った。 我々が開発したAβの凝集を促進するペプチド(AFPP)を電極上に固定し、そこにAβを集積、銅2価イオンを添加後、電気化学測定を行うことで試料中のAβの定量を行ったところ、検出限界5 nMで検出することが可能となった。また、感度向上のため金ナノ粒子を修飾した電極では、検出感度は向上したが、物理的な脆弱性のため、洗浄による初期化再利用には問題が残った。現在のところ、血漿中のAβ量を計測する感度には達していないため、更なる高感度化を目指して研究を進めている。
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