研究課題/領域番号 |
26350602
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 社会医療法人大道会(神経リハビリテーション研究部) |
研究代表者 |
服部 憲明 社会医療法人大道会(神経リハビリテーション研究部), 神経リハビリテーション研究部, 研究員 (70513141)
|
連携研究者 |
小久保 香江
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 脳卒中 / やる気 / アパシー / リハビリテーション / 片麻痺 / MRI / 麻痺 / 日常生活動作 / うつ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、脳卒中患者を対象に効果的なリハビリテーション(リハ)に求められる心理特性と、その基盤となる脳内ネットワークを明らかにすることである。回復期リハ病棟入院中の亜急性期の脳卒中患者を対象とし、入退院時に各種の心理評価、麻痺の程度、日常生活動作能力などの臨床評価とMRI撮像を行った。重回帰分析の結果、やる気(アパシー)スコアと入院時片麻痺重症度の交互作用が片麻痺の改善度を予測するモデルに寄与していた。やる気スコアは、年齢、入院時重症度や発症から入院までの期間とは相関していなかった。以上より、片麻痺が重度な程、アパシーの傾向が低いことが、麻痺の回復に関連していることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳梗塞後の回復期リハビリテーションにおいて、より片麻痺が重症なほど、アパシー傾向が少ない、すなわち、やる気を持っていることが機能回復に重要であることが明らかになった。 脳卒中リハビリテーションにおいては、早期から、目標達成への意欲を高められるようなプログラムを作成し、リハビリテーションを行うことが重要であると考えられる。
|