研究課題/領域番号 |
26350645
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
小澤 淳也 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (00435059)
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連携研究者 |
木藤 伸宏 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (40435061)
森山 英樹 神戸大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (10438111)
田中 亮 広島国際大学, 総合リハビリテーション学部, 講師 (50454880)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 終末糖化産物 / 軟骨代謝 / 関節拘縮 / 線維化 / 関節不動 / AGEs / 関節包 / コラーゲン / 関節軟骨 / 走行運動 / AGE / 関節 / 軟骨 |
研究成果の概要 |
ラットの膝関節に終末糖化産物(AGE)を蓄積させるモデルを用い、関節へのメカニカルストレスとしての走行運動に対する関節軟骨恒常性と、関節不動に伴う拘縮に及ぼす影響を検討した。AGE蓄積と走行運動の併用では、膝関節軟骨に明らかな軟骨減少や病理学的変化は認められなかった。関節拘縮への影響について、AGE蓄積のみでは関節拘縮は出現しなかったが、3週間の関節固定により、関節性拘縮がAGE蓄積関節でAGE非蓄積関節よりも重症化し、関節包では線維化関連遺伝子やコラーゲン遺伝子・タンパク増加を伴っていた。これらの結果から、高齢者や糖尿病患者の拘縮に対し、AGEを標的とした治療が有効である可能性が示唆された。
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