研究課題/領域番号 |
26350694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
柚木 孝敬 北海道大学, 教育学研究院, 准教授 (00352500)
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研究分担者 |
大塚 吉則 北海道大学, 教育学研究院, 教授 (70233187)
松浦 亮太 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (10551278)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 呼吸 / 皮質脊髄路興奮性 / 高強度運動 / 随意呼吸 / 運動 / 呼吸筋疲労 / 呼吸努力 / 呼吸亢進 |
研究成果の概要 |
高強度運動時の呼吸亢進と下肢筋皮質脊髄路興奮性の関係を検討した。皮質脊髄路興奮性は経頭蓋磁気刺激による運動誘発電位(MEP)によって評価した。低強度(30%VO2max)運動では随意呼吸(VB)によってMEPが増加した。しかし高強度(70-80%VO2max)運動では自然呼吸(NB)時とVB時のMEPに有意差はなかった。持久性鍛錬者において、NBでは運動前半から後半にかけてMEPが有意に低下したが、VBでは前後半のMEPに有意差はなかった。これらの結果は、高強度運動時の呼吸には皮質呼吸筋領域の活性を伴う随意性の高い呼吸が含まれており、それが下肢筋皮質脊髄路興奮性を高めている可能性を示唆する。
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