研究課題/領域番号 |
26350720
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
野田 智洋 高知大学, 教育研究部医療学系医学教育部門, 講師 (00218330)
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研究分担者 |
幸 篤武 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (00623224)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 体育科教育 / 運動観察 / 運動学習 / 動画映像 / スローモーション / 視覚的提示 / デジタル教科書 |
研究成果の概要 |
本論の目的は鉄棒運動の動画をスローモーションや繰り返しで提示した場合,客観的な運動経過は観察者にどの程度把握されるのかを明らかにすることである.そのため小3と中1の被験者を3群に分け,通常再生速度1回,3回繰り返し,1/3スロー再生で技を提示し,記憶した運動経過を紙人形の操作によって再生させる実験課題を行った. 再生の正確さを得点化して比較した結果,両学年ともに3つの群で有意差が認められなかった.したがって繰り返しやスロー再生は運動経過の把握に有効であるとは言えない.また,け上がりのスロー再生を観察した者の平均得点が有意に高かったため,運動構造が複雑であればスロー再生が有効であると推察される.
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