研究課題/領域番号 |
26350724
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
山田 理恵 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 教授 (60315447)
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研究分担者 |
榊原 浩晃 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50255220)
櫻井 龍彦 名古屋大学, 人文学研究科, 名誉教授 (60170643)
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研究協力者 |
村井 文彦
森 規昭
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スポーツを通じた開発 / 伝統的運動文化 / 打球戯 / 綱引き / 地域開発 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本に現存する伝統打球戯と伝統綱引きに着目し、現地調査および資料収集を行い、それらの実態と文化的特徴を分析することを通して、伝統的運動文化の現代的意義と課題を地域開発の観点から考察した。地域の自然と歴史を背景に育まれ継承されてきた、それぞれの地域に固有の伝統綱引きや伝統打球戯は、その地域の人々のアイデンティティを強固なものにし、また連帯感の強化や世代間交流の促進など、地域の持続的、内発的発展に寄与する機能を有することが考察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体育・スポーツ科学の研究領域において、スポーツと地域開発についてはこれまで、主として社会学的、経営学的視点から論じられてきており、本研究に着手するまでは、スポーツの文化人類学的、歴史学的アプローチから伝統的運動文化の地域開発における意義と在り方を考察した研究成果は乏しかった。したがって、本研究の成果は、スポーツの文化人類学的、歴史学的研究およびスポーツを通じた地域開発研究に新知見をもたらすものと位置づけられる。
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