研究課題/領域番号 |
26350728
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 北翔大学 |
研究代表者 |
竹田 唯史 北翔大学, 生涯スポーツ学部, 教授 (10320574)
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研究協力者 |
近藤 雄一郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | スキー / 指導 / 小学校 / 体育 / 教授プログラム / 初心者 / 上級者 / 指導方法 / 体育授業 / 指導プログラム / 小学校教員 / 技術指導 / パラレルターン / プルークボーゲン / 小学生 |
研究成果の概要 |
小学校教員は体育を専門としない教員も多く、スキー指導に困難を抱えている状況がある。本研究の目的は、教授学理論に基づき、小学校教員が質の高いスキー技術を安全・確実に指導することのできる「教授プログラム」を実証的研究により作成することである。小学生を対象とした初級、中級、上級段階の教授プログラムを作成し、実験授業により検証した。小学校教員を対象としたスキー指導講習会を実施した結果、「為になった」「このステップで指導してみると本当にしっくりときた」「この手順で子どもに伝えたところ、かなり納得していた」などの評価を得た。以上の検証を経て、教授プログラムを確定させ、指導過程を示したDVD映像を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、スキー指導の教授プログラムを教授学理論に基づき作成し、実証的に検証した点にある。指導目標、内容、教材の順序、方法、評価論を含めた指導理論を展開し、指導過程を客観的に示した教授プログラムを作成し、小学生と小学校教員を対象とした実験授業によりその検証を行い、教授プログラムを確定させた。 本研究の社会的意義は、スキー指導を苦手とする小学校教員であっても質の高い授業を実施することができる点である。また、学習者がスキーの楽しさを感じ、確実な技術習得を保証することができる。このことは、スキーを継続的に取り組む契機となり、生涯スポーツの振興に貢献することができる。
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