研究課題/領域番号 |
26350731
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
|
研究機関 | 工学院大学 |
研究代表者 |
数馬 広二 工学院大学, 教育推進機構, 教授 (30204407)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 農村剣術 / 馬庭念流 / 大平真鏡流 / 八王子市犬目町齋藤家文書 / 中世武士 / 大衆化 / 不二心流 / 相馬弾正少弼 / 農民剣術 / 撚流 / 友松偽庵書簡 / 師岡源兵衛 / 武蔵国多摩郡犬目村齋藤家文書 / 八王子市犬目町斎藤家文書 / 不二心流中村一心齋 / 柳生新陰流 / 小野次郎右衛門 / 直心影流 島田寅之助 / 馬庭念流 五十嵐勘兵衛稽古所 / Kendo Modern Equipment / 武蔵国多摩郡下犬目村斎藤家 / 八王子千人同心 / 大平真鏡流剣術 / 熊野三社牛王印 / 伊予史談会文庫『廻国英名録』 |
研究成果の概要 |
本研究は江戸時代の関東で、本来は江戸幕府から禁止されていたはずの農民の剣術教習をし、いかに剣術が大衆化したかを解明するための剣術関係文書調査が中心である。主な流派は馬庭念流、不二心流、神道無念流、大平真鏡流、直心影流、北辰一刀流などである。馬庭念流樋口家は16世紀に武士であったが帰農し、17世紀に道場を上野国馬庭村に開き、18世紀には近村の中・上層農民や女子が入門し、門人は1685年から1815年まで約7,000人であったので高家新田岩松氏から「剣術の師匠」と呼ばれ一目置かれた。かた稽古が中心で、不二心流の例のように、農民の自己防衛のみならず身心の健康維持を目的としたと考えられる。
|