研究課題/領域番号 |
26350763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 大阪体育大学 |
研究代表者 |
土屋 裕睦 大阪体育大学, 体育学部, 教授 (80272186)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 集団凝集性 / 集合的効力感 / チームビルディング / メンタルトレーニング / スポーツチーム / スポーツカウンセリング / コーチング / ソーシャルサポート |
研究成果の概要 |
本研究は、スポーツチームの心理状態を可視化するためのアセスメントツールを開発し、さらにチームへのサポートシステムをインターネット上で構築する、縦断的かつ実践的な研究であった。縦断的研究の結果、①集団凝集性と集合的効力感を2軸とした、スポーツチームの心理状態を直感的かつ包括的に捉えられるアセスメント・ツール(心理尺度)の開発、 ②インターネットを活用したデータ収集ならびに分析システムの構築、 ③データフィードバックならびにチーム作りのための指針を提供するサポートシステムの構築等の実践的な知見を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツチームが試合で実力を発揮するためには、どのような心理状態にあることが必要か、またそれをどのように測定するかについて、これまでスポーツ心理学領域では、様々な議論があった。本研究では、その心理状態を直感的かつ包括的に把握するために、集団凝集性と集合的効力感を2軸とした心理尺度により、スポーツチームの心理状態を可視化するツールを作成した。このツールにより、試合でのパフォーマンスの予測に有効であること、同時により効果的なチームビルディングの指針を示すことができた。この成果は単にスポーツチームにとどまらず、社会集団における生産性の向上に役立つ知見を含んでおり、意義があると考えられる。
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