研究課題/領域番号 |
26350784
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 平成国際大学 |
研究代表者 |
久保 潤二郎 平成国際大学, スポーツ健康学部, 准教授 (10360728)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | タレント発掘 / 持久力 / pre-PHV / 誕生月 / タレント性 / 習い事 / 週当たり / 運動能力 / サッカー / 習い事の回数 / 発育発達 |
研究成果の概要 |
本研究は、小学4年生でタレント発掘された子どもの育成環境を調査した。育成環境として、練習回数と各運動能力の関係を調査したところ、特に、持久力は練習回数の影響を強く受けることが明らかとなった。また、発掘事業に参加する子どもの誕生月を調査したところ、早生まれの子どもは、他の誕生月の子どもと比較して、そもそもの参加が少なく、形態が小さいためメディシンボール投げのように身体の大きさが関係する測定項目では不利になることが示唆された。 上記2点は、この年代の子どもを対象に、タレント発掘事業を実施する場合、注意すべき点であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
タレント発掘事業は、国内外問わず盛んに行われている。しかし、十分なエビデンスに基づいていないという批判も多い。本研究で示された小学4年生時点での持久力が、かなり後天的に獲得されているということ、誕生月が発掘プロジェクトへの参加段階から影響していることは、TID事業を実施する上での重要な知見である。また、小学4年生時点での各運動能力に対する練習回数の影響の違いを示せたことも学術的な意義は高いと考えている。
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