研究課題/領域番号 |
26350829
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
柳元 伸太郎 東京大学, 保健・健康推進本部, 教授 (30463889)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | アレルギー / 喘息 / アトピー性皮膚炎 / アレルギー性鼻炎 / 大学生 / アンケート / 花粉症 / 免疫 |
研究成果の概要 |
本研究では東京大学の学生延べ7502人にアレルギー疾患に関連するアンケート調査を実施した。アンケート調査は無料のWebサービスを用いることで低コストで効率的に実施できることが確かめられた。調査内容は気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎のスクリーニングとなる問診項目の他、アレルギー疾患との関連を明らかにすべく生育環境や喫煙、飲酒の習慣等についても調査した。幼児期の栄養、居住環境、就寝環境などがアレルギー性疾患の既往と関連することが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生育環境(住居、居住地、就寝環境、乳児期の栄養)がアレルギー性疾患のいくつかの発症と相関関係があることが示された。これらは一定程度介入可能な要素であり、今後の研究によって因果関係を示すことができれば、アレルギー性疾患発症を抑制するための生育環境のモデルを提示できる可能性がある。喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性疾患の有病率は高く、これらをコントロールすることができれば本研究の対象である大学生世代の生活の質の向上に貢献できると考えられる。
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