研究課題/領域番号 |
26350831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上床 輝久 京都大学, 環境安全保健機構, 助教 (20447973)
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研究分担者 |
藤原 広臨 京都大学, 医学研究科, 助教 (10599608)
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研究協力者 |
川村 孝
武本 一美
義村 さや香
川岸 久也
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 発達障害 / 就職支援 / 就労支援 / 認知行動療法 / iCBT / ICBT / 完全要因ランダム化試験 / 修学支援 / 学校保健 |
研究成果の概要 |
大学生の発達障害傾向は抑うつ・不安などの精神的健康の低下に関連し、友人の存在や大学の居心地の良さが保護的に働くことが明らかとなった。一般的な就職支援プログラムは精神的健康を改善させ、主観的QOLを上昇させた。 これらの研究結果に基づき、大学生のストレス対処能力およびコミュニケーション能力を向上させるスマートフォン認知行動療法アプリケーションを開発し、その効果を検証するとともに、個々の特性に応じてプログラムを最適化するために必要な要因を明らかにすることを目的として、完全実施要因計画に基づく試験を開始している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発達障害の傾向をもつ大学生の修学および就労支援において、精神的健康に対する配慮の重要性を明らかにすることによって、適切な支援のあり方を提示した。また、効果的な支援において重要な役割を果たすコミュニケーション能力およびストレス対処能力を向上させることを目的としたスマートフォン認知行動療法アプリケーションを開発し、その効果検証を通じて、より簡便かつ効果的な支援が広く行われることを目指している。本研究は、大学における発達障害支援という大きな社会的課題を解決する端緒となることが期待される。
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