研究課題/領域番号 |
26350838
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
玉城 陽子 琉球大学, 医学部, 助教 (70347144)
|
研究分担者 |
遠藤 由美子 琉球大学, 医学部, 准教授 (90282201)
大嶺 ふじ子 琉球大学, 医学部, 教授 (40295308)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 基礎体温 / 月経 / 生活習慣 / 食習慣 / 精神健康調査 / エネルギー産生栄養素 / 月経周期 / 月経持続日数 / 睡眠 |
研究成果の概要 |
女子学生の月経・基礎体温を継続的に調査し、月経を指標として生活習慣・食習慣を改善することが可能か検証することを目的とする調査を継続的に3回実施した。 エネルギー摂取量及びエネルギー産生栄養素比率と排卵との関連は、2回目はほとんど変化がなかった。3回目は、2回目に無排卵の場合、エネルギー摂取量、たんぱく質の比率を増やす傾向がみられた。精神健康調査票と排卵との関連では、3回目は無排卵から排卵へ推移した2人は、身体的症状、不安と不眠、社会的活動障害において症状が減少していた。 基礎体温を継続して測定することは、食習慣やストレス改善の行動変容につながり、女性としての健康管理に役立つことが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
月経や基礎体温が生活習慣・食習慣に関連することを理解し自己の身体の変化を知り行動するスキルをみにつけることで、食習慣やストレス改善の行動変容につながり、女性としての健康管理に役立てることができる。 また、低栄養・過栄養状態の母体の場合、低出生体重児のリスクが高まるといわれている。出生体重はこの30年来減少傾向にあり、出生体重の低下は胎内の栄養環境の悪化により生ずる現象で、胎児の将来の生活習慣病の多発が危惧されている。近い将来、妊娠・出産し、家族の健康のキーパーソンとなる可能性が高い女子学生が、自身の生活習慣・食習慣を改善することは、胎児の将来およびその家族の生活習慣病予防にも役立つと考える。
|