研究課題
基盤研究(C)
本研究によって細胞内小器官のひとつである小胞体より発するシグナルである小胞体ストレス応答シグナルが加齢マウスの骨格筋で活性化していることが明らかとなった。また小胞体ストレス応答シグナルの1つの経路であるPERK経路を遺伝子改変マウスを用いて活性したところ、骨格筋の萎縮が非常に早く誘導された。このマウスの骨格筋ではアミノ酸代謝が変化しており、分岐鎖アミノ酸や抗酸化作用をもつアミノ化合物の変化が顕著であった。以上のことから小胞体ストレス応答シグナルが加齢に伴う筋萎縮に関与していることが示唆された。
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