研究課題/領域番号 |
26350918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
丹羽 淳子 近畿大学, 医学部, 講師 (60122082)
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研究分担者 |
高橋 英夫 近畿大学, 医学部, 教授 (60335627)
濱崎 真一 近畿大学, 医学部附属病院, 助教 (60642890)
小堀 宅郎 近畿大学, 医学部, 助教 (60734697)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 脳血管障害 / 運動 / 血管内皮前駆細胞 / 神経新生 / 第3脳室(視床下部) / 骨髄 / 微小環境(ニッチ) / 恒常性 / 血管新生 / 脳卒中 / neurovascular unit / 再生機転 / 微小環境 / 修復 / 再生 / 骨髄ニッチ / 細胞老化 / 炎症 / Neurovascular Unit / 運動介入 |
研究成果の概要 |
第3脳室を囲む視床下部は細分化された核の神経活動を介して全身の生理的恒常性維持と組織再生に関わる。継続的な運動を脳卒中発症ラットにさせると脳傷害後の神経再生に重要な側脳室下帯の神経新生・分化・成熟に加え、第3脳室神経幹細胞候補のtanycyteの自己複製と神経新生・成熟の活性化を認めた。また脳室域のFGF-2とEGF産生が増加した。 脳組織再生には傷害部の骨髄由来血管系幹細胞による血管網の構築が重要である。骨髄幹細胞は骨髄の間葉系細胞と血管内皮細胞やSDF-1などにより維持されるが、脳血管障害時にはこれらの細胞極性と増殖因子の産生が低下した。運動は幹細胞の微小環境を改善し脳傷害の改善に関与する。
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