研究課題/領域番号 |
26350919
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 関西福祉科学大学 |
研究代表者 |
中谷 謙 関西福祉科学大学, 保健医療学部, 准教授 (90441336)
|
研究分担者 |
福永 真哉 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (00296188)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 高齢者 / 認知機能 / 視空間 / 高次脳機能 / 脳損傷 / 視覚 |
研究成果の概要 |
脳損傷後の視空間認知障害は、リハビリテーションや社会復帰の重大な阻害要因となる。健常高齢者においても、加齢による視空間認知機能の低下が指摘されている。広い視空間に連続提示される視覚検索課題を用い、視空間認知能力、視覚探索能力、および視覚探索時の刺激探索パターンについて検討した。今回の検討および関連する共同研究で得られた知見より、視覚認知障害とその症状の多様性に関するさらなる検討の必要性が示唆された。得られた知見を、今後、視覚認知能力が低下した脳損傷例や高齢者の支援、視覚認知機能の理解、病態や症状の多様性の理解、そして有効な訓練プログラムの立案等に活用したいと考えている。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳損傷後の視空間認知障害は、リハビリテーションや社会復帰の重大な阻害要因となる。健常高齢者においても、加齢による視空間認知機能の低下が指摘されている。視空間認知障害の発現メカニズムについてはいまだ解明はされておらず、有効な訓練手段も見出されていない。視空間認知能力、視覚探索能力等についての検討結果は、今後、脳損傷例の有効なリハビリテーションの立案、高齢者の視空間認知能力の理解、高齢者の視空間認知能力に配慮した環境整備等に寄与し得ると考える。
|