研究課題
基盤研究(C)
2014年度から分担者の研究拠点が石川県へと変わり、大学附属病院が無いという大きく異なる環境の中で研究を遂行していく状態を整え、研究に割く時間を確保することがまず困難となった。利用が容易な施行部屋の確保や、県外への出張頻度を増やすことが出来なかったため、分担者が担えるケ-ス数が自ずと限られてしまった。従来の広島のケ-スに加えて、小倉のケ-スが2016年に加わったが、熊本震災の煽りを受けて四国~九州の連携協力者達が更に動けない状態となり、同地区で更なる参加希望者を募うことも難しくなってしまった。広島のケ-スは、2015年度報告書提出のあとに、小児科医に依る簡易診断(ASD & ADHD)がつき療育機関にも通い始めた為、2016年8月にADOSを施行した。これまでに実施して来た発達検査の結果から確認出来ていた「受容言語」のレベル同様に、ADOSの「Communication」はgray zoneではあるものの、「Reciprocal Social Interaction」においては毎回の観察時からも支持されるように、cut-off値をoverせず、結果としてnon-ASDとなった。当該児は2017年3月末に4歳を迎えたため一旦の終結となるものの、最終回は児の気がのらず知能検査がまともに施行出来なかったこともあり(attention-deficitも否めず)、就学前に集中出来る環境を整え、再度の知能検査ならびにADOSの施行を予定している。まずは4年間に集積された膨大なデ-タ入力を完全に終える必要がある。加えて、石川県内において2016年9月23日誕生のケースが新たに加わり、生後6ヶ月からの発達検査からフォローアップをし始めた。
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