研究課題/領域番号 |
26350932
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
道信 良子 札幌医科大学, 医療人育成センター, 准教授 (70336410)
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研究分担者 |
加賀谷 真梨 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (50432042)
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連携研究者 |
大西 真由美 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (60315687)
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研究協力者 |
西谷 榮治 元利尻町教育委員会, 利尻町立博物館, 学芸員
奈良 美弥子 札幌医科大学, 写真作家
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 子ども / 身体 / 健康 / 医療 / 自然 / エスノグラフィ / 人類学 / 公衆衛生学 / 離島 / 語り / 写真 / ヘルス・エスノグラフィ / いのちの景観 / 環境 / 医療人類学 |
研究成果の概要 |
日本の離島で学童期の児童を対象にエスノグラフィを実施し、子どもの身体、健康、医療に関する文化的知識と行動様式について医療環境とのかかわりで調査した。知識の世代間伝達が両島ともに確認され、特に子育ての習慣が子どもの健康行動に影響していた。しかしその一方で、交通網の発達によって都市部の医療システムとの結びつきが強まっていることや、島外出身の女性を親にもつことなどによって、子どもの知識や行動様式にはゆるやかな変化が生じ、また、親の社会的位置づけが子どもの健康観や身体観にも影響を及ぼしていることが確認された。地域ぐるみの子育てを充実させ、プライマリケアを中心とする医療が島の医療環境づくりに必要である。
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