研究課題
基盤研究(C)
本研究では、高脂肪食の継続摂取が、腸管腫瘍、あるいは、炎症性腸疾患に影響を及ぼすのか否か、そして、その原因となる腸内細菌由来代謝物候補をメタボロミクスにより同定することを目的とした。その結果、脂肪含量の多さが腸疾患の発症に影響を与えるというよりは、脂肪の質が大きく影響する可能性を示唆できた。さらに、アミノ酸の一種であるサルコシンが、腸管腫瘍発生に寄与する腸内細菌由来代謝物候補のひとつである可能性を明らかにできた。
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